北鎌倉の隠れ家レストラン

 
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        清潔感のある店内Akizuki

 
私の住む北鎌倉は変わらないようで
じわじわと変化するところです。
昔あったお店も代替わりでクローズしたり
周りの自然に溶け込む渋めの美しい佇まいから
全然違う派手な看板のお店になったりすると
「ああ、お前もか・・」と失望。
 
 
そんな地元にひっそりとできたお店「Akizuki」
以前江ノ島の「ロアジ」という有名店を
していらした秋月シェフがお一人で
お客様と対話しながら作りたい・・・
という信念のもと作られた12席のお店。
 
 
コンクリートむき出しと木の椅子やテーブルが
清潔で心地良く、カウンターから丁寧な仕事を
しっかり観ることができます。
作り手としてはごまかせないですし
作る過程を見せながらというのは
プレッシャーもあるかと思うのですが
黙々とテキパキと作られ、何か質問すると
丁寧になんでも答えてくださいます。
 
 
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一品ずつ作られていく過程は
見ていて楽しく、食べて美味しく、
質問などにも気軽に答えてくださり
とてもリラックスしながらいただけました

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  夫の誕生日でしたので居合わせたお客様からも
  おめでとう!と祝っていただきました。
 
 

何度でも行きたくなる・・
そんな静かで素敵な大人の空間。
北鎌倉おすすめのお店です。
(要予約)



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     北鎌倉の町に溶け込む外観です

 

 

 

 

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家族を想うとき

 
明けましておめでとうございます。
私の住む北鎌倉はとても良いお天気に恵まれ
穏やかな新年を迎えました。
今年も少しずつですが、私なりの目線で
感じたことを綴っていきたいと思っています。

 
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さて2020年初の映画ご紹介。
ケン・ローチ監督の最新作「家族を想うとき
原題「Sorry We Missed You」
 
 
英国・ニューカッスルに住む普通の四人家族。
夫リッキーは借金を抱えながらも
マイホーム購入のため賃金の良い宅配の
仕事に従事し、妻アビーは介護の仕事で働きづめ。
高校生の息子は反抗期、妹は頭脳明晰で
家族思いの優しい女の子。
 
 
なんとかギリギリ生活してますがリッキーの
14時間労働の過酷な仕事はやがて
家族全体を巻き込んで崩壊へと向かいます。
 
 
イギリスだけでなく、日本でも、
おそらく他国でも大いに在りうる社会問題。
その中で、せめてもの救いは家族がお互いを想う心。
 
 
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             この親子シーンが一番好きでした
 
 

主役のリッキー役の俳優さんも
似た経験をしていたそうでリアルでしたし
家族全員が本当に自然体で演技とは思えません。
 
 
以前ご紹介した記事
「わたしはダニエル・ブレイク」
ケン・ローチ監督が引退宣言を撤回して
どうしても伝えたかったこと
それをしっかり受け止めたいと思います。
 
 
ほぼ満席の映画館はあちらこちらから嗚咽が漏れ
おそらく皆さん同じような思いだったよう。
上映館が少ないようですが
多くの方に見ていただきたい映画です。









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おいしい人生

 
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  無名塾は仲代さんのご自宅兼稽古場です
 

毎年恒例となっている仲代達矢さん主催
無名塾コミュニケーションパーティーに
参加しました。
稽古場で開催されるファンとの集いです。
毎年塾生たちが趣向を凝らし
景品付ゲームをやったり、次回公演の紹介
そして飲み物や仕出しが振る舞われます。
最後に主催者の仲代達矢さんが登場し
スピーチされてお開き。もう何十年と
続けられています。
 
 
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出版物なども販売され「おいしい人生をありがとう
という一冊の本が目にとまりました。
仲代さんの奥様、宮崎恭子さんが
1999年に書かれた本の復刻版。
恭子さんは生前作家、演出家として
無名塾を支えていらした。
表紙や中ページには懐かしい恭子さんの
イラストと文章が添えられています。
 
 
 さんきゅう 三十九年間
 さんきゅう 明日から四十年目

 たくさんの役
 あなたは輝いていた
 たくさんの作品
 あなたには想いがあった
 才能があった

 一緒にやってきて 私
 面白かった
 堪能した
 おいしい人生をありがとう

 これからもずっと
 ずっとよろしく

  
  一九九六年 四月二十二日
  結婚記念日

  恭子


この詩を書かれた二ヶ月後恭子さんは
旅立たれました。
 
 
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無名塾にお問い合わせ頂ければ購入可能かと思います
 
 
 
実は30年ほど前、佐賀で地方公演中の
仲代達矢さん、恭子さん、山本圭さん達と
偶然同じ料亭で一緒になり、仲居さんに
「大ファンなんです・・・」と言ったら
お部屋まで連れて行ってくださり
10分ほどですがご一緒させてもらいました。
 
 
仲居さんがお料理を運んでくるたびに
「ありがとうございます」と敬語で
一回一回お礼をおっしゃる仲代さんに
感動したことを覚えています。
「実るほど頭を垂れる稲穗かな
まさにそのものでいらっしゃいました。
 
 
今も無名塾には恭子さんの絵や詩・写真が
沢山飾られていて、ここには
恭子さんはいらっしゃる・・・。
そんな気配が感じられます。
 
 
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     モノクロ写真は恭子さんです
 
 
 
スピーチで仲代さんは「後何回できるか・・と
思いながら続けています。最後と思いつつも
あの芝居もやりたい・・と欲が出てきます」
「欲」は大事。欲がある間は大丈夫。
ぜひぜひ続けて欲しい。
 
 
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仲代さんの存在そのものが
私たちに力と勇気を与えてくださる。
恭子さんのように最期の時
おいしい人生をありがとう」と言えるよう
一日一日を大切に生きよう。
心からそう思います。


 
  
 
 
 
 

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神様のいる場所

 
少し前ですが、深秋の新潟へ行ってきました。
今回叔父が色々と案内をしてくれました。
 

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     空気の澄んだ素晴らしい弥彦神社
 
 
まずは行きたかった弥彦神社
やはり、地方の神社は美しい。天気も良く
バスツアーの方もいらっしゃいましたが
それでも神社の規模が大きいので
神々しい美しい空気をいっぱいにもらえます。
 
 
2400年の歴史を持ち「おやひこ様」と
親しまれているそう。
イギリスへ行くと、教会に神を感じますが
神社もまた美しい空気感に包まれ
特にこの弥彦神社には「神」を感じました。
記念?に生まれて初めて御朱印帳を
作ってしまいました!
 

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その後ワイナリーでランチをして
お味噌屋さんや麹屋さんなど昔ながらの製法で
作っている過程を見せてもらいます。
丁寧な手作業の仕事は、美味しいものを
生み出すということを改めて
今回の旅で感じました。
 

 
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        「CAVE DOCCI WINERY
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        ワインもランチも美味しかったです!

 
十分楽しんで帰りの新幹線に乗ると
なんと高橋英樹さんと同じ新幹線!
NHK大河ドラマ「国盗り物語」は
セリフを覚えるほどファンだったので感激!
背が高くておしゃれなダンディーな方でした。
 

深い歴史と空気の美しさ・人の温かさ。
85歳の現役医師の叔父から
たくさんのパワーを分けてもらいながら
秋の終わりの新潟を満喫した
素晴らしい一日でした。
 
 
 
 
 



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ブリティッシュなティールームを訪ねて


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素敵なティールームを
東京の住宅街で見つけました。
目黒にある「スリーティアーズ
スリーティアーズとはアフタヌーンティーの
三段トレーのこと言うそうです。
 
 
築80年越えの重要文化財を見つけたオーナーは
一瞬で恋に落ち、こちらでティールームを
運営することを決めたそうです。
 
 
内装も、隅々までブリティッシュスタイルに
こだわり、ティーフーズはどれも本当に美味しく
紅茶もたくさんの種類から選べ
居心地良く、まるでイギリスにいるかのような
そんな気分にさせてくれます。

 

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   クリスマスツリーが出迎えてくれます
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   ラベンダー色のペイントがエレガント
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    サンダーソン?のカーテンも素敵
 

 
今回はクリスマスアフタヌーンティーでしたので
ミンスパイやクリスマスパブロバなど
エレガントで楽しいメニューでした。
 
 
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     この柊フルーツケーキとミンスパイが絶品!
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     こちらがオーナーの新宅さん
     

 
2部制なので滞在時間が少し短いことが
残念でしたが、日本で本格的な美味しい
アフタヌーンティーがいただける場所として
とても良いと思います。
 

週3日間だけオープンしていますので
HPから予約されてお出かけください。
本場のアフタヌーンティーを
体験されたい方にお勧めします。
至福の時間が待っていますよ♪
 
 
Three Tiers
 
 
 
 



 

 

 

 

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イエスタディ

 
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「イエスタディ」と聞くと
ビートルズを思い浮かべる方は多いはず。
この映画はそのビートルズがある日突然
この世からなくなったら・・・
という奇想天外なストーリーから始まります。
 
 
監督ダニー・ボイルと脚本リチャード・カーチス。
私の大好きなリチャード・カーチスは
ラブ・アクチュアリー
ノッティングヒルの恋人
アバウト・タイム 愛おしい時間について
いつも心に温かく残る作品を作ってくれるので
今回も間違いない・・・
と思いましたが的中しました!
 
 
内容は、ある日世界中で大停電が起こり
すぐに戻るのですが
歌手を目指していた主人公以外は
「ビートルズ」の存在を全く知らない世界に
なっていたという奇想天外な始まり。
 
 
主人公は訳も分からず
でもこんな良い曲を多くの人に
知ってもらおうと歌っていると
あのエド・シーランと出会い(本人役)
コンサートに呼ばれついには彼をも超える
歌手となります。アメリカ進出して大スター。
でも自分の曲ではないもの続けていくのは・・
葛藤した彼の出した答えは・・・
 
 
主人公のヒメーシュ・パテルは
現代の若者を上手く演じ、彼女役の
リリー・ジェームスはみずみずしく
本物のエド・シーランも本人役ですから
もちろんしっかりハマっています。
それ以外にもクレジットにも出ない
いろんな役者さんが実はカメオ出演しています。
 
 
今回初めて知ったのですが
彼らの作品なら無償でクレジットなしでも
出演したいという俳優は多いのだそう。
びっくりするようなあの人が出てたり・・。
 
 
今年一番の映画かも!
ビートルズの音楽を楽しむも良し
隠れスターを探すも良し
新鮮な若手俳優から元気をもらうも良し
この秋一番の映画、ぜひおすすめします♪

「イエスタディ」



 

 

 

 

 




 

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ラグビーに恋して

 

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大盛り上がりを見せてくれている
ラグビーワールドカップ。
ラグビーにこんなにも注目してもらえて
ファンとしては嬉しい限りです。
 

先日横浜の行きつけパブに行ったら
パブリックビューイングをやっていて
大型スクリーンでイギリス人と混じって
ビール片手に大盛り上がり!
ニュージーランド対アイルランド戦で
NZを応援している私は肩身狭く
でもお店中が盛り上がって
とても楽しいひと時でした。

 

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私がラグビーに恋したのは20歳の成人式の日。
当時成人式1月15日は日本選手権決勝の日で
同僚の人が誘ってくれて観戦に行きました。
満員の国立競技場、新日鉄釜石と同志社大学戦。
全くルールもわからないまま
体のぶつかり合い・パス回しやトライなど面白く
「キャー」と大声援を送った記憶があります。
その後も時々観に行ってましたが
新日鉄釜石の森さん、松尾さんは引退され
同志社大から神戸製鋼へ行った平尾さんは
国内では7連覇されてましたが
世界への壁は厚く
注目度も年々少なくなってました。
 
 
それでも多くの人の努力と情熱で
2019年日本でのW杯開催が決まった矢先
ラグビー界を牽引してきた平尾さんが
病魔に倒れ帰らぬ人へ・・。
あまりのショックで本当に悲しかったです。
(一度偶然ホテルでお会いしましたが気さくで
感じの良い本当に素敵な方でした)
 
 
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      この方が平尾誠二さんです
 
 
 
今、こうして世界と堂々と戦える日本。
どれほどの人達の時間と
汗と涙と犠牲があったことか・・・。
 
 
日本対サモア戦の試合、なぜか私には
ラグビーボールを持ってフィールドを
走っている平尾さんの姿が見えました。
幻? 老眼? いいえ、あの場に彼はいた・・
私は確信しています。
彼が目指していた「自由なラグビー」を
楽しげに謳歌していた・・。
 
 
さあ、にわかファンでもなんでもOK。
決勝戦に向けて最後までしっかり
見届けましょう。
  

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 アイルランドファンもNZファンもミックス状態!
       大いに盛り上がり飲んでました〜(笑)

 

 

 

 

 

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スティングコンサート 2019

 
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スティングのコンサート。
今回は幕張メッセでの
ビッグな場所での開催です。
いつもは武道館などで開催されるので
メッセ会場?と入ってみると
まあとても広〜いフラットな会場で
パイプ椅子がずらりと並んでいました。
 
 
始まった途端、観客は一斉に総立ち。
ああ、こうやって観るんだ・・・と
背の低い私は爪先立ちっぱなし(汗)
かなり疲れましたが素晴らしい音楽に
十分酔いしれることができました。
 
 
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それにしても御年68歳とは思えない
一切緩みのないボディ。
私は20年ほど前から観るようになったのですが
声も高いキーも全く変わることなく
強いて言えば目尻が優しくなったような・・・?
円熟し、心から楽しそうに歌っている姿は
彼の才能はもとよりたゆまない努力の賜物と
心から尊敬してしまいます。
 
 
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うん、私も頑張ろう・・・!
そんなエネルギーをいっぱいもらった夜でした。

 
 
 
 
 

 

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魂がふるえる・塩田千春展

 
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魂がふるえる」という文字を目にした時、
いったいどう震えるのかしら?と
思いました。
実際に作品群を見てみると
慟哭が聞こえるかのような、心に刺さる作品たち。
今までたくさんの美術展を見てきましたが
これほどダイレクトに心に刺さる作品は
他に類を見ません。

 
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細い糸一本一本が良くも悪くも人間の思考のよう
 
 
 
塩田千春さんというアーティストは
今回初めて知りました。ベルリンで活躍の
アーティスト。それは前衛的でまさに
魂がふるえ、揺さぶられました。
 
 
塩田さん自身のいろいろな経験から
記憶・不安・夢・沈黙などを
形として表現するパフォーマンンスや
インスタレーションでご活躍されてます。
 
 
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その作品群はどれも繊細で心に突き刺さる
強烈なメッセージを発しています。
苦しみや悲しみ・孤独・怒りなどの表現として
こんな見せ方があるのか・・・と驚かされ
彼女の声が聞こえてくるようです。
 
 
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作品はとても大きく、広い美術館のスペースに
ゆったりと展示されてますので
ぜひその空間に身を置いて、自分が何を感じるか
ゆっくり体験して見てください。
10月27日まで森美術館で開催中です。
 
 
 
 
 

 

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マリアノ・フォルチュニ展

 
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画家であり、版画家・舞台芸術・写真家
そして服飾デザイナーというまさに天才!
こんな人がいたなんて・・・驚きです。
 
 
36年の一生涯で、ジャンルを超えいくつもの
芸術を生み出し、それはどれも気品があり
前衛的で美しい・・・。
今見ても古臭くなく「欲しい!」と思って
しまいます。
 
 
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    ライティングにこの繊細で前衛的な
     フォルム・デザインは圧巻でした!
 

 
たくさんある作品の中にはドレスもあり
シンプルながら手の込んだプリーツは本当に美しい。
「これってダウントン・アビーみたい・・」
と思って見ていたら、なんと主演ミシェル・ドカリー
自身が着用したデザインそのものだったので
驚きです。当時の貴族階級が着ていたのですね。
それは見事なプリーツでした。
今から100年前に女性をコルセットから解放し
自由に美しく進化させた人なのです。
 
 
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 画像では分かりにくいですが繊細なプリーツドレスは
 女性の体を自由に美しく表現したことでしょう




三菱一号館美術館で10月6日まで開催。
ぜひ天才フォルチュニの美しい作品群を
ご覧ください。彼に200年生きて欲しかった・・
そうしたら世の中はもっと美しいものに
なっていたかも・・そんなことを思った私です。
 
 
 
 
 
 



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«モデル 雅子 を追う旅