ハクモクレンのある風景

 

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今年は暖かな3月となっています。
桜のつぼみもふくらみ始めていますがその前に
我が家近くの「ハクモクレン」が満開!
この大木は北鎌倉のとあるマンションの敷地にあり
おそらく北鎌倉の人々にとって
思い入れのある大木と思います。


20年ほど前、美しい洋館のお庭にあった大木。
近くを通る人達の目を楽しませてくれていました。
その洋館が取り壊されることになり
ハクモクレンは伐採の危機に・・・。
多くの人の目を楽しませてくれる大木を
なんとか残してもらえないか・・・
地域の人々が嘆願して残すことが決まったのです。
 


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でも、マンションが建ち、それから数年間
全く花は咲きませんでした。
ああ、なんということか・・・。
やはり自然は正直で
水の道や根っこのダメージなどで
大変な負担があったことと思います。


もう、ダメなのかな・・・と諦めかけていた春
数輪の花をつけました。
そして春を迎えるたび増えていき
今、これくらいまでに再生したのです。


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       マンション前の小さな小さな公園
   通る住人や観光客の心を和ませてくれます



自然の力のもろさと強さを示したくれたハクモクレン。
この大木を見るたびに、残すために尽力された
今は亡きご近所のMさんのお顔が思い出され
きっと喜んでいらっしゃる・・・と
この季節、思いを馳せます。



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京マチ子という人

 

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「京マチ子映画祭」
角川シネマ有楽町で開催されています。



京マチ子さんは大映の映画女優で
「羅生門」「雨月物語」「地獄門」などで
世界の映画賞を受賞されています。
デビューされて70周年ということで
角川シネマでは代表作が日替わりで上映中です。



私は谷崎潤一郎原作の「鍵」を
観てきました。
1959年の作品はBGMはなく
大画面に映し出される映像の
なんと静かで美しいことか。



京マチ子は奇跡のように美しく妖艶。
夫役の中村鴈治郎はいやらしさが滲み出て
若き仲代達矢はシャープではつらつ。
家政婦役北林谷栄は当時若いはずなのに
渋いお手伝い役がハマっています。



私が感動したのは「音」と「映像」と「言葉使い」。
BGMの全くない代わりに風の音や食器の重なる音
木戸を開ける音など登場人物の心理に
見事に重なります。
瓦屋根や、竹林、当時の町並み
部屋は簡素だけれどプラスチックなど
陳腐なものが一つもなく、しつらえが美しい。


 
そして何より役者達の使う美しい日本語。
昔の人達はこんなにも丁寧な美しい
日本語を使っていたのか・・・!
衝撃でした・・・。



最近の奇妙とも思える言葉の乱れ。
私は小さい頃アナウンサーの話し方を
手本とするよう教わりましたが
親近感を狙っているのか
今や大人の皆さんでさえ
おかしな?日本語を使っています。
ぜひ多くの人に映画を見ていただき
「美しい景観、美しい日本語、美しい所作」を
感じていただきたいと思います。


3月21日まで角川シネマ有楽町にて
日替わりで上映中。
失ってしまった古き良き美しき日本を
観ることのできる絶好の機会です。






 
 



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家へ帰ろう


 

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「家へ帰ろう」
ブエノスアイレスに住む88歳の頑固おじいさん
エイブラハムが、第二次世界大戦での
壮絶な体験から自分を助けてくれた恩人との
約束を果たすため、南米からポーランドへと
旅に出るロードムービーです。



気難しい頑固なおじいさんは
子供や孫から煙たがられ
家を売られて施設へと入れられる寸前
その家を脱走?し、旅へ出ます。
ここのシーン、いかにも現代の親子関係を
的確に描写していて面白い。



たった一人でマドリッド、パリ、ワルシャワへと
旅する中、様々なハプニングに遭いながらも
行く先々で出会う人々が時に助けてくれて
目的地「ワルシャワ」へ。
そこでの再会は・・・。



戦後70年余り・・・
戦争を体験した人の心の傷は決して癒えることなく
心に「刻印」されている・・・



とても重いテーマですが、どこか清涼感のある
あたたかなロードムービーに仕上がっていて
おそらくそれは主人公に関わっていく青年や
女性達に寄るところがあるのかもしれません。
とても良い映画です。

 




 



 



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恋に落ちる



久しぶりに「恋に落ちる」感覚・・・。
アドレナリンが出てワクワクして、どうしても
自分の手元に置きたいという衝動に駆られる・・・。


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写真はベルギーのデザイナー
ドリス・ヴァン・ノッテン2018-19のスカートです。



実は新春、WOWWOWで映画
「ドリスヴァンノッテン 
ファブリックと花を愛する男」
を見て
すっかり彼に魅了されてしまった私。


実際に実物を見てみたい!!という気持ちに駆られ
翌日ショップへ出かけました。
普段は足を踏み入れることもないブランドショップ。
どうしても実物を見たさに勇気を出して入ります。


彼らしい装飾・色や素材の合わせ方
それは今まで見たこともない
唯一無二のものばかり。
デザインも素材も織りも色彩も全てが
ヴァン・ノッテンの世界観に包まれています。


私は小柄なので無理かな・・・と思いながら
意外にも小さなサイズがあり
勇気を出して試着させてもらいました。

 
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かなり大胆な配色・デザインでありながら
西洋人でもアジア人でも、体型も問わず
誰をも包み込むような懐の深さがあり、もう感服。
少し着物のような・・・そんな印象も。
彼のものづくりの姿勢・感性を肌で感じたい・・・と
清水の舞台から飛び降りて持ち帰ってきました。


このスカートを見るたびに、着用するたびに
彼の仕事への真面目さ・ひたむきさ・妥協のない
唯一無二を作るという確固たる意思と力を
私自身の「栄養」として得られるような・・・
2019年初めてのお買い物です。


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羽って派手?と思ったら意外に違和感ありません・・・!

 
 
着心地はとても快適で
映画館で映画一本観てもシワにもならず
美しいシルエットを保ったまま。
芸術と日常の融合が素晴らしい・・・
ますます大恋愛の中にいます♡












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スタイリッシュなチョコレート


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もうすぐバレンタイン。
デパートなどの特設スペースなどで
華やかなチョコレートたちを見かけます。
そんな季節、お土産で頂いた
PATCHI」のチョコレートをご紹介します。


まず、パッケージがとてもスタイリッシュ。
私が勝手に抱いていたアラブ圏のイメージとは
違ってシンプルで洗練された印象。
世界から注目されているようで
今や「ドバイ土産」といえば「PATCH」のようです。


暑い国のため溶けにくいように作られたチョコレート。
種類も多く、季節商品やシュガーレスのものなど
老若男女世界中の人から愛されている理由が
わかりますね。



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民族的な装飾性を
スタイリッシュでシンプルなデザインに
落とし込んだことで、今や世界に誇るブランドに。
残念ながら日本では購入できないようですが
支店がイギリスやアメリカ・カナダには
あるようですので機会があったら
ぜひお店をのぞいてみたいと思います。


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    リーフレットにはアラビア文字が並びます



 
一口、口に入れると上質なカカオの香りが
広がり、薄いけれど硬すぎず満足感もあります。
どこかで見かけられたら是非お手に取って
みてください。










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Miss Champy ♪


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昨年のクリスマスは
この女の子に活躍してもらいました。


一昨年農家さんから送っていただいた
マシュルームのお味が忘れられず
昨年もクリスマスメニューに登場。
その際、この少女が活躍してくれました。
Miss Champyです。


このブラシ、マシュルームに着いた土を
払うためだけに作られたもの。
本体が傷つくことなく綺麗に取れます。



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    逗子のInncenceで購入したMissChampy



新鮮な採れたてマシュルームは
「風味」が素晴らしく豊かで香りもgood!
ビタミンB・D、ミネラル、カリウムと
栄養面でも優れています。
まずは生でサラダとして
そしてマシュルームスープに
マシュルームパスタに・・・と満喫!
マシュルームの魅力にとりつかれています(笑)



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今回わかったことですが、マシュルームは
時間が経つと茶色くなりますね。
でも、新鮮なものは多少茶色になっても
ちゃんと風味があります。


採れたてマシュルームを入手することは
なかなか難しいですが
お店でプリッとした美しいマシュルームを見つけたら
まずは生で、洗わず何もつけずに食べてみてください。
「風味」の虜になりますよ〜!

 




 



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抱負


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みなさま明けましておめでとうございます。
今年も少しずつですがブログで
日々の暮らしで感じたことを
綴っていきたいと思っておりますので
どうぞよろしくお願いいたします。


昨年のクリスマスパーティーで
30年来の友人が「来年の抱負」を
発表してくれました。


彼女はOL時代(古い?)の同期で
今、アルバイトをしながら
自分の道を模索中。
ずっと「花」が好きで花屋さんで働いたり
リースなどを作りイベントで販売したり
コツコツと作品を作っています。


手作りですから大量には作れません。
商業的には難しい・・・。
でもやはり「花」から離れたくない・・・
他の仕事をしながら続けてました。


そして見つけた
「作品を作り
人の顔が見える場で
販売していく」
作品を作って、人と対話しながら
自分で販売し見届ける・・・。


長い時間をかけて
自分の中で熟成させた答えは
きっと正解なのだと思います。


人はいつでも、いつからでも、なんでも
始めることができる・・・

友人からの素敵なメッセージを
心に留めた新年です。
 


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   ウッド壁面の我が家にしっくり馴染みます


 






 


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2018〜ナイジェルのクリスマス〜


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今年も終わろうとしていますね。
恒例の我が家でのクリスマスパーティーは
お天気も良く、鎌倉の景色を満喫しながら
始まりました。


イギリス人料理家ナイジェルスレーター
レシピを参考に作った今回のメニュー。
要領が悪くバタバタしましたが
楽しいひと時を友人達と過ごすことができました。
 

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ちょっとボリューミーだったかしら・・・?

鎌倉市場で購入したバターナッツを使ったレシピは
ホクホクで、エスニックなお味がナイジェルらしいです。


エジプト旅行の写真を見せてもらったり
フリーランスで新しい仕事にチャレンジしたり
みんな元気に頑張っています。
私も力をもらいました。


今年一年、拙いブログに訪ねていただいて
心より感謝です♡
どうぞ皆様、良い新年をお迎えくださいね。



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クリスマスケーキはピエールエルメ。ツヤピカでびっくり!











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エリック・クラプトン 12小節の人生

 

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この冬、音楽映画が続きます。
第2弾はエリック・クラプトン 12小節の人生
クラプトンの生い立ちから現在までを
彼自身の言葉で語るドキュメンタリー映画。


実際に残っている写真や映像と
クラプトン自身が語るナレーションで作られていて
時々、観ている私たちも苦しくなるほど赤裸々。
幼かった頃、母親から受けたことはトラウマとなり
孤独感が彼を音楽へと導いていきます。
ギターは全くの独学というから驚きです!


有名になり、世界に名前が知られても
お酒やドラッグに溺れ、女性との関係など
決して褒められることはない私生活。
でも音楽だけが彼を支えていた・・・
後半、息子コナー君との突然の別れと
そこからの再生は、もう涙なしでは観れません。


何度か日本でのコンサートを観てますが
こんなにも深い苦しみを抱えていたのか・・・
「神様」と呼ばれる彼の心の内があまりに率直に
語られていることに正直驚きました。
おそらく全てをさらけ出すことで
自らを浄化させているのかもしれません。


コナー君の死後、作られた
「TEARS IN HEAVEN」の歌詞です

 

TEARS IN HEAVEN

もしも天国で出会ったら
君は僕を覚えてくれているかな
もしも天国で出会ったら
昔のままかな
僕は強くなければ、強くあり続けなければ
なぜなら天国は僕がいるべき所ではないとわかっているから

もしも天国で出会ったら
君は手を握ってくれるかな
もしも天国で出会ったら
君は僕を支えてくれるかな

時は君を落ち込ませ、神の前にひざまずかせる
時は君の心を打ち砕き、神に祈らせる

扉の向こうにはきっと安らぎがある
そして僕は知っている
天国にはもう涙など存在しないと

もしも天国で出会ったら
君は僕を覚えてくれてるかな
もしも天国で出会ったら
君は昔のままかな
僕は強く生きなければ、生き続けなければ
なぜなら天国は僕がいるべき所ではないとわかっているから

                    訳 S.K. 



クラプトンを知っている人もよく知らない人も
一人の孤独な男性の挫折と再生を
彼自身の言葉で、歌で、映像でご覧ください。
「人生再生」として価値のある映画と思います


 



   





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ボヘミアン・ラプソディー

 

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ロックバンド「クィーン」の結成から
絶頂期までを描いた「ボヘミアンラプソディー」
一言で言うなら「青春映画」でしょうか・・・。
当時友達が「フレディ、かっこええわぁ〜!」と
音楽雑誌を恋人を抱くかのように
大切に持っていたことを覚えています。


映画では主演のフレディがパキスタンからの
移民で差別を受け、宗教の違いや容姿など
たくさんコンプレックスを抱えもがき苦しみながら
必死に生きていたことがとても率直に描かれています。
次々と生まれる楽曲は、まるでその不安を
かき消すかのよう・・・。


映画ラストシーンの巨大なライブエイドのシーンは
多くの人が語っているように本物の映像?
と見まごう、ドキュメンタリーのような迫力で
まさに圧巻です。
会場のウェンブリー・スタジアムはこの撮影のため
イギリスの空軍基地にわざわざ作ったそう!
すごいですね、国家プロジェクト!?


個人的にはフレディの彼女役に
「シングストリート」のルーシー・ボイントンが
配役されていて微笑ましく観てしまいました。
(シングストリートの記事です)


2度3度とリピーターの観客も多いそう。
ロックの好きな人も興味のない人も
クィーンを知っている人も知らない人も
4人の青年が世界の中心にいた時代を
大画面でぜひご覧ください。










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