さようなら、仲代達矢さん
いつの日か訪れることはわかっていながら
訃報に接して悲しくてなりません。
何年も前ですが仕事で佐賀に行った時のことです。
宿泊したホテルの仲井さんが「今日は無名塾の
仲代達矢さんがいらしてるんですよ」と。
「えっ! 私ファンなんです」と申し上げたらお座敷に
案内して近くに座らせて下さいました。
関係者の方と歓談しながら夕食をされていて
「良かったらどうぞ」とおつまみを私に下さって。
しばらくして「お邪魔致しました。良かったら握手をして
頂けますでしょうか…?」と勇気を持って申し上げたら
仲代さんはとても大きな手で、奥様の宮崎恭子さんは
私よりも小さな手で温かい握手をして下さいました。
それから数十年、お芝居はもちろん無名塾で開催される
イベントに参加したり、最近は能登の公演へも行き
全身全霊で舞台に挑む仲代さんの姿に敬服するばかりでした。
悲しいけれど、今頃は奥様の泰子さんと天国で再会して
積もるお話をされていらっしゃることでしょう。
どうぞ安らかにおやすみください。
























