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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い


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変わった題名ですが原題の直訳です。
原題「Extremely Loud and Incredibly Close」


9.11同時多発テロで父親を失った少年の
喪失と再生の物語。


突然愛する人を失った時
その事実を受け入れられず、怒り、反発し
自分をコントロールできない苦しみに襲われます。
絶望の中、それでも人は生きてゆくうちに
様々な人や出来事を通して
喪失と共に生きる道を見い出してゆく・・・。


きっとこんな思いをした子供達は
あの日たくさんいたのだと思います。
静かに丁寧に少年の心に寄り添うように描かれ
痛いほど気持ちが伝わってきます。


監督のスティーブン・ダルドリーは
私の大好きな監督で 「リトル・ダンサー」
「めぐりあう時間たち」 「愛を読むひと」
などを手がけたイギリス人監督。
彼が描く少年の心理描写は抜群!


脇を固めるトム・ハンクスはもちろん
サンドラ・ブロックの珍しい?
抑えた演技が光ります。
そしてなにより主人公の少年は
アメリカのクイズ番組で優勝した子供を
監督がスカウトしたそうですが
ピュアな演技は圧巻です。


悲しい事実をきちんと受け入れた少年は
大人の顔へと変わっていく・・・
誰にでも子供時代と別れる瞬間がありますね。


あの日から10年・・・
9.11を題材にはしていますが
愛する人を失った全て人たちへ向けられる
心の旅の映画のように私には思えます。








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コメント

私も、大好きな監督です
この作品も・・そうだったんですね

3・11
同じ思いを抱えた・・子供たち

無力な自分を感じ・・
と、同時に自分の事しか・・考えていない自分とも向き合い・・
嫌になる

見に行かなければ

投稿: RIEKO | 2012年3月 8日 (木) 23時31分

RIEKOさん

映画記事へのコメント嬉しいです!
RIEKOさんもダルドリー監督作品ファンだったのね〜。
いろいろな立場で感じることができおすすめです。
私2回見てしまいました・・!

投稿: bluebell | 2012年3月 9日 (金) 00時36分

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