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マリオ・ジャコメッリ写真展


Giacomelli_21    


先日ご紹介した「ハーブ&ドロシー」が
上映された写真美術館では
「マリオ・ジャコメッリ写真展」も開催されてました。



一歩中に入ってみると
最初から心に刺さる圧倒的な写真に呆然・・・。



「ホスピス」から始まる一連の写真群は
「白」と「黒」の世界・・・。
意図的にコントラストを最大限につけ
被写体の内面をえぐり出すかのごとく迫った
強烈な写真にその場を動けなくなってしまいました。



ジャコメッリは幼い頃
母親がホスピスで働いていたため
多くの時間をホスピスで過ごしていたそう。
そのため、おそらく感受性の強い、
人間や物ごとの闇の部分も見ることのできる
写真家になったように思われます。



他の作品群「神学者たち」「シルヴィアへ」「風景」など
どれもハイコントラストノモノクロームなのに
色彩や匂い・音まで感じてしまいそうな
生き生きとした強い写真に
写真の持つ力・表現力の可能性を
改めて実感させられます。



写真表現で大切なこと・・・
なにをどう見る
撮影者自身が問われるということを
真摯に感じた写真展でした。



「ホスピス」には彼の言葉が添えられています。
彼自身が表現されているのでご紹介します。

 
 「ホスピスで目にするのは我々自身、
 
 我々の息子、我々の母であり、
 
 これらの写真の一枚一枚が私の肖像だ」




   

マリオ・ジャコメッリ 写真展
5月12日まで東京都写真美術館にて



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