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鑑定士と顔のない依頼人


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2014年、最初にご紹介する映画
「鑑定士と顔のない依頼人」



大好きなジュゼッペ・トルナトーレ監督作。
彼の映画は「ニューシネマ・パラダイス」以来
ほぼ観ていて、人間の心理を時にはえぐるように
表現していく手法に驚かされます。
(私は特に「マレーナ」が好きです)



今回も学識ある初老の鑑定人が
姿を見せない依頼人女性に翻弄され
やがて彼が人生をかけて得たものが・・・。



私としては全てが判明してからの
鑑定人のたどる心の旅のシーンが印象的。
鑑定人役のジェフリー・ラッシュが
哀感たっぷりに演じています。
あのエンニオ・モリコーネの曲が流れ
鑑定人のせつなさがひしひしと伝わります。



セットやロケ地も吟味されていて
鑑定人の集めたコレクションの中に
本物の絵も使われているそうで
その美しさは圧巻!



芸術だけを愛した鑑定人が
初めて知る生身の人間との甘美は
それまで生きた長い人生観を
一掃するほど魅惑的なもの・・・


人間は強くて弱く、したたかでもろい・・・。
つらくても怖くても人から逃げずに関わり
人間力を身につけることが大切かも・・・
そんなことを感じた作品でした。

 


 

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