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華氏119


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マイケル・ムーア監督の最新作「華氏119」
「なぜドナルド・トランプが大統領になれたのか」
アメリカ社会の懐に入り
市民それぞれの「声」を伝えてくれます。


辛辣なドキュメンタリー映画を作って来た監督。
今回はいつものアポなし取材・突撃!といった
過激なものは少なく、どちらかというと
粛々と人々の現状を伝えています。


ムーア監督は2年前のアメリカ大統領選前に
トランプ氏の大統領誕生を予言しました。
これは彼がラストベルト地帯という、アメリカでも
最も失業者の多い貧困層がいる地域の出身者で
見放された人々の心を肌で感じていたからです。
この地域の人にアプローチした人は驚いたことに
トランプ大統領が初めてだったようです。


2年前と同じよう、おそらく今回の中間選挙も
ラストベルトの人々は同じ選択をするのでしょう。
ではもう今の状況を変えることはできないのか・・・?


前回の選挙ではアメリカ有権者3億人のうち
1億人もの人が棄権しています。
彼らは保守党も民主党もどちらにも失望し
協力できないと投票しませんでした。
彼らにムーア監督は訴えます。
「支持する政党や人物がなくとも、
支持しない政党ではない人に投票するのも
立派な投票である。」
と。


小さな希望として、若い女性やLGBTの人たちが
行動し始めている姿を取り上げ、まだ希望はある・・・
とムーア監督は言っています。
だからこそ「選挙へ行って投票しよう!!」と。


豊かと思われ、世界のリーダー・強い国アメリカは
実はとても脆く、不安定で、ほんの一握りの人たちに
支配されている・・・
対岸の火事ではないように思います。



 




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