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ウトヤ島、7月22日

 

 

Dsc01289-1

 



2011年7月22日
ノルウェーのオスロ市庁舎とウトヤ島で
77名が犠牲となった事件は記憶に新しく
多くの未来ある若者が犠牲となり
世界中が衝撃を受けました。
 
 
 
この映画は事件の発生から終結までの72分間を
生存者への綿密な聞き込みを重ね
監督が映画へと作り上げたものです。
 
 
 
主人公の少女が、見えない敵からひたすら逃げ惑い
妹を探し、怪我した人を助け、寒さに震え
ライフルの音に怯える・・・。
上映中鳴り響く数々の銃声は席を立ちたくなるほど辛く
途中で私も主人公と同じように耳を塞いでしまいました。
映画が早く終わって欲しいと・・・。
でもここにいた若者たちは現実にこの音を聞きながら
息をひそめ逃げ惑い命を落としたのです。
それを思うと心が裂かれる思いです。
 
 
 
色々な映画の作り方があると思いますが
彼ら・彼女らに起きたことをワンカットで
手持ちカメラで撮影することで
まるで私たちがその場にいるかのように
リアルに感じさせることに成功していると思います。
 
 
 
77名を殺害した犯人ブレイビクは裁判にかけられ
禁固21年。現在はホテルのような個室で
大学への通信教育を受けるなど
日本では考えられない待遇を受けています。
一体なぜ・・?
 
 
 
事件当時のノルウェーで
ヘッレさんという一般の少女がある投稿をしました。
「一人の男性がこれだけの憎悪を
見せることができたのです。

私たちがどれだけ大きな愛を
見せることができるかを考えてみてください。」

これを受け、ノルウェーの首相は追悼式で
私たちは私たちの価値を放棄することはしません」
と、犯人と同じ価値観を持つことを拒絶したのです。



先日、ニュージーランドで銃乱射事件がありました。
友人が住んでいてメールを交わしたところ
多国籍の国であり、太平洋の島々やアフリカ
アジア・インド・インドネシアなど
様々なルーツの人が住んでいて
皆とても平和的に暮らしている国だそう。
 
 
 
この乱射事件で妻を失ったあるイスラム系男性が
テレビのインタビューに答えていました。
「私は犯人を許します。
私が彼を憎み、語ることはしません。」
もし私が同じ目に合ったら
こんなことが言えるだろうか・・・。
 
 
 
世界中で事件が起こる今
自分はどうあるべきか・・・
大きな課題です。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

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