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2021年10月

ともだち

 
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    北鎌倉の東慶寺お隣にある喫茶「吉野
 
 
 
私は父の仕事の関係で3つの中学へ通いました。
名古屋、東京、大阪です。
多感な時期の転校は辛いこともありましたが
今思うと色々な経験・出会いのある面白い
青春時代だったように思います。
 
 
今でも当時の同級生とは交流があり
先日大阪時代の同級生に会いました。
北鎌倉の円覚寺から始まり東慶寺
鶴岡八幡宮と歩きます。
住民なのに全く詳しくない私に
彼は歴史の授業のように色々教えてくれます。

 
ランチやお茶をしながら
中学時代のこと、今の仕事のこと、
お互いの家族のこと・・・話は尽きません。
中学を卒業するまでのわずか半年ほどでしたが
この時出会った友人達は、彼を含め数人と
今でも家族ぐるみでお付き合いをしています。
 
 
夕暮れを前に「海を見に行きたい」と。
日没前、ギリギリでしたがなんとか間に合い
地元民なのに見たことのない鎌倉の夕日を
リクエスト?のおかげで見ることができました。
 

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      鎌倉の夕日はとても美しかったです
 
  
通う学校の先々で言葉も制服も違った私は
おそらくかなり浮いていたことでしょう。
多感な年頃には辛かった中学時代。
3校の中には荒れすさんだ学校もありました。
でも時が経った今、仲良くしている彼らは
その苦しかった時代に出会った人達です。

 
私が中学で学んだこと・・・
辛くても、悲しくても、寂しくても
とにかく一日を過ごしてみる。
いつか必ず希望が見えてきます。


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        遠くには葉山の御用邸があります



 

 

 
 

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マヤノカヌレ

 

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北鎌倉は小さなお店の多い所。
お肉屋さん、お蕎麦屋さん、喫茶店、パン屋さん・・
どこもこじんまりとして美味しいお店が並びます。
 
 
そんな場所に「カヌレ専門店」ができ
ちょっとのぞいてみました。
お客さんが3人入ったら満員!くらいの小さなお店。
米粉と平飼いたまごを使ったグルテンフリーの
カヌレ専門店だそう。可愛らしい
エディブルフラワーがデコレーションされていて
女心をくすぐられます(笑)
女性の店主が丁寧に作っている「マヤノカヌレ」
ちょっと変わったネーミングは奥様マヤさんの
カヌレということのようです。素敵ですね。

 
ビオラのデコレーションされたものと
季節の栗のカヌレを購入しました。
いただいてみると・・しっとりとして
素材のお味が感じられカヌレを見直しました!
実は今までカヌレにあまり興味はなかったのですが
こちらのカヌレは柔らかく優しいお味💕
この年齢になって知るお味はとても新鮮です。
 
 
夜は店内はご主人のバーに変わるとか。
いつかバータイムにも訪ねてみたいお店です。
マヤノカヌレ
(金・土・日 のみオープン)

 
 

 




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ミナマタ

 
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緊急事態宣言が解除となり
満を辞してたくさんの映画が公開されていますね。
気になる映画の中選んだ「ミナマタMINAMATA
世界的に有名な写真家ユージン・スミスを
ジョニー・デップが演じています。
両者に興味があったので封切り早々観てきました。
 
 
「LIFE」の報道カメラマンとして活躍したスミスは
第二次世界大戦での過酷な現場を撮影したことによる
PTSDに悩まされ、酒に溺れる自堕落な日々を送ります。
 
 
そこへ長年仕事を共にするLIFEの編集長の計らいで
日本での奇病の取材を撮るため
妻のアイリーンと日本の水俣へ向かいます。
日本の美しいのどかな風景とは裏腹に
隔離され寝たきりで暮らしている人々のことを知り
スミスは報道すべきと撮影を望みますが
異国のカメラマンを受け入れない水俣の人達。
 
 
ですが少しずつ心を通わせ、ついに撮影が始まり
それは「LIFE」から世界中へ発信される
こととなります。
 
 
水俣で起きている現実を伝える義務が
自分にはあるのだと確信していく過程。
そしてスミスの撮影をする姿は、被写体に寄り添い
人間の尊厳を大切にする彼の姿勢が見えます。
 
 
日本人では真田広之、浅野忠信、美波など
エキストラ含め多くの人が出演する中
注目は國村準。多様な映画やドラマに出演してますが
今回はこのチッソの社長役を見事に演じていて
デップとの攻防は鬼気迫るものがありました。


 
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    國村さんの英語は大変美しかったです。


 
私たち日本人はこの当時のことを他人事として
捉えるのではなく、水俣の方達に寄り添いながら
伝えていくことを忘れてはならないと心から思います。

プロデューサーも務めたジョニー・デップの言葉です
「メディアや映画には社会問題を伝える力があり
その力を使って伝えていきたいと思った。
それが自分の夢だった」
 

映画が終わってもしばらく動けなかった・・。
私の映画人生は長いのですが
今までのベスト10に入る、素晴らしい映画です。

 

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   こちらは実際のスミス夫妻のツーショット

 
「写真を撮る時、私は小さなネズミみたいになるんだ。

誰にも気にされないように、目立たないように
自分の存在感を消すんだ。 ユージン・スミス」


 
 
  
 
 
 
 

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ベジャールのボレロ

  
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あのモーリス・ベジャール・バレエ団
コロナ渦で延期となった公演を日本で開催。
一度は観たかった「ボレロ」を演じてくれるので
バレエを習っている姪と観に行ってきました。
 
 
3部構成で最後にラベルのボレロが演じられます。
始めはゆっくりとした動きから徐々にテンポアップ。
素早い動き、手先の動き、大人数で合わせる動き・・
皆同じ動きだけれど一人一人はきちんと主張していて
個性がちゃんと感じられます。
ラストへ向かっていくパフォーマンスは圧巻で
今、この瞬間しか観れない一期一会。
釘付けで見入ってしまいました。
 
 
終了後はカーテンコールに何度も出てくれて
演者と観客が一体となり、心が一つになったような
そんな温かい空気に会場は包まれました。
人間の限界を超えた動きは私たち観る者にも
たくさんの勇気を与えてくれます。

 
創始者の故ベジャール氏は
「舞踏とは人間と人間の結合であり
人間と宇宙の結合であり
人間と神との結合なのです。」と述べられています。
 
 
人間はここまで限界を超えることができるのか・・
いや、限界とは単に自分が作っているだけで
本当はないのかもしれない・・
そんなことを感じた一夜。
若き姪っ子にはどんなふうに見えたかしら。 
 
 
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     通常ありえない動きが多々!
    ダンサー達の筋肉は神々しく見えました

 
 
ユーチューブで少し観ることができます。
ご興味のある方はこちらをご覧くださいませ。

https://www.youtube.com/watch?v=aIkbEosGr8c

 
 
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   前川國男建築の大変美しいホールでした

 

 

 

 


 

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